辻クリニックはペインクリニックを中心にした痛みの治療を行っています
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対 象 疾 患
 ■ 花粉症

当院では、花粉症の診療もしています。
 治療開始時期は、症状が出始めるか、原因になる花粉などの発生時期の少し前から行うほうが有効なので、気軽にご相談ください。
一般の内服薬にも様々な種類がありますし、 点眼薬、 点鼻薬、 漢方薬もあります。
漢方薬の中には鼻水に即効性のあるものもあり、それぞれの症状に合ったお薬を処方してもらってください。
 
  ■ 帯状疱疹(ヘルペス)
神経ブロックが有効な理由

痛みのある部位には、筋肉のこわばりや交感神経(血管を収縮させる自律神経の一つ)の緊張が起こっています。そのため、血の巡りが悪くなり、痛みを起こす原因となる物質が出て、痛みがひどくなることがあります。 痛みを持っている方は、痛みを伝える神経が興奮しやすい状態になっています。傷などが治っても、痛みが続いたり、通常は痛くない刺激でも痛みを感じたりことがあります(帯状疱疹後神経痛など)。痛みを我慢するとこのような状態がひどくなり、ますます治り難くなります。
そのために、痛みを我慢せずに早く取り除くことが大切です。
            
 ■ 帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹:皆さんは、子供のころ水痘症に罹られたことがあるとおもいますが、そのウィルスは、神経のある部分に遷延性に存在しています。普段は表に出てこないのですが、体が弱ったり免疫が低下したりすると、活発になり皮膚表面に出てきます。そして神経に沿って出てくるため、帯状の疱疹になるわけです。疱疹がでる時を前後してヒリヒリあるいはピリピリとした痛みが持続して出ます。
帯状疱疹後神経痛:帯状疱疹が治ってからしばらくして、疱疹があった場所に、ジリジリした我慢できない痛みが出現することがあります。これは帯状疱疹後神経痛で帯状疱疹による痛みと違う機序で起こっています。衣類が触れても痛むような皮膚の過敏性が増したりします。
 治療には、薬物療法とブロック療法があります。外来治療で治らない場合は、入院を要することもあります。
 ■ 頭痛
頭痛には、何らかの原因がある症候性頭痛と、そうでない頭痛(機能性頭痛)があります。次にそれぞれの特徴を述べます。
症候性頭痛:風邪のときに起こる頭痛や副鼻腔炎,脳腫瘍など病気によって起こる頭痛のことを言います。
筋緊張性頭痛:頭を締め付けられるような痛みで、一般に両側性に出現しその持続時間は長く、肩や首筋の凝りを伴うことが多いです。
片頭痛:発作的に月に数回以上起こることが多く、ズキンズキンとした拍動性の痛みで頭の片側におこることが多いです。頭痛がひどいときは、寝込むこともあり、運動や入浴によりひどくなります。また音や光,においに敏感になり、吐き気を催すことが多いです。
群発頭痛:1年に1〜2回群発する(1回:数週間にわたって毎日1〜2回起こる)ことが多く、夜間や早朝に痛み発作がきます。痛みの性質は、ほとんど片側で「目の奥をえぐられるような」激しい痛みが生じます。また痛みのあるほうの眼から涙が出たり、眼の充血や鼻汁,鼻づまりや顔が赤くなったりするなどの症状が出ます。
思い当たる症状のある方はご相談下さい。
■ 肩こり
「肩こり」は頸の後ろから肩甲骨付近に生じる疲労感のようなもので、ひどい時には痛みを生じます。またこれが原因で頭痛を生じることもあります。原因は、肩の筋肉の緊張や肩関節の拘縮によって肩甲部の筋肉の過剰な伸展によって起こると考えられていますが、時に神経や筋肉、内臓のさまざまな異常により引き起こされることがあります。頚椎症などでは腕に放散する痛みが出現することがあります。治療は原因の追究が必要ですが、温熱療法や低周波治療、マッサージに加え、筋肉弛緩剤や他の薬物療法を行います。もちろん運動療法も効果的です。
■ 肩の痛み
 肩の痛みは、腱板損傷傷や上腕二頭筋腱の障害などもありますが、主なものは肩関節周囲炎です。
肩関節は肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲胸郭関節、胸骨肋骨関節、肋椎関節など多くの関節で構成されています。これらの関節は、加齢による変性に加え、外傷や激しい運動の反復により、局所の炎症や損傷をもたらします。これらにより関節としての機能や構造に障害が生じ、痛みや運動制限をもたらします。
 肩関節周囲炎の症状は、肩関節を中心に自発痛があり、時に上腕に放散する痛みがあります。夜間痛のために睡眠障害を訴える例も多いです。圧痛部位は各所で見られるが、病変部位を推定するのに役立ちます。可動制限は通常外転、外施が制限される。
 治療は障害を受けている関節内へステロイドを注入したり、肩甲上神経ブロックなどにより一時的に除痛を行います。また痛みが軽くなるにつれ関節を動かす訓練をします。関節はずっと使わないと拘縮を起こし動かなくなるため、この訓練はできるだけ早い時期に行います。
■ 腰痛
腰痛の原因は腰骨の変形によるもの,腰骨と腰骨をつなぎクッションの役割をする椎間板の変性,腰骨をつなぐ関節(椎間関節)・靭帯や筋・筋膜などの障害によるものなどさまざまです。痛みの経過からは急性腰痛と慢性腰痛に分けられます。
1. 急性腰痛:
@ 非特異的腰痛
A 神経根性腰痛
B 重篤な脊椎病変の可能性を示す腰痛
C 馬尾症候群
D 腰椎捻挫
E 仙腸関節障害
に分けられます。それぞれに特徴的な症状はありますが、診断が困難なときも多々あります。
2. 慢性腰痛:
一般に3ヶ月以上持続する腰痛を慢性腰痛と言います。慢性腰痛では、炎症や腫瘍性の病変にくわえ心理的要因も関与していることが多いので、疼痛の評価も注意が必要になります。筋肉の疲労や緊張によって起こる痛み,腰椎の変形,椎間板の変性などにより神経が圧迫されて起こる痛みや関節の炎症によって起こる痛みがあります。急性腰痛は比較的短期間で症状の改善を見ることが多いのですが、慢性腰痛は時間がかかることもあります。
腰痛の治療は、痛みを取り「痛みの悪循環」を断つ治療と、運動療法などにより腰痛を予防する2つの方法から成り立ちます。どちらも重要な治療となりますが、当院では急性期の痛みをとる治療を主に行なっています。
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